Tokyo Rubyist Meetup で2年ぶりに発表した
4/3 の回で Docker について話した。英語の発表は2年ぶり2回目。業務で Docker を使って開発をしてきた中で、こういうとこが良くて、こういうところが面倒だった、みたいな感じの内容。
Using Docker for your Rails Development Environment - Tokyo Rubyist Meetup | Doorkeeper
Tokyo Rubyist Meetup で話すと、Paul さんの手厚いサポート (リハーサルとかスライドのレビューとか) によって自分の変な英語が次々とあぶり出されていくので勉強になる。ありがたい。
全体的に、話が伝わるかどうかを重視して準備した。最近気になっていたこととして「(第二言語話者としての) 自分のスピーチの内容は、思ったよりも相手に伝わってないんじゃないか」というのがある。テキストベースの一対一の会話と比較してみると、スピーチはちょっと難易度が上がる感じがする。話し手と聞き手の関係が一対多になって、方向はほぼ一方通行、テキストみたいに読み返したりもできない。それに加えて話し手が第二言語で話すとなると、正しく伝わる情報はさらに減りそう。Google 翻訳が一瞬で意味の通る日本語に変換してくれるその英文を、生身の人間が一回聞くだけで理解できるのかどうか、なんとなく不安になる。というわけで、RubyConf 2018 での Daniel Azuma の発表動画 と Saron Yitbarek の発表動画、松田さんプロダクトの README (Himl など) を参考にしつつ、今まで自分があまり意識していなかったと思われる次の点に気をつけることにした。
- 重要な部分は言い換えて繰り返す
- 新しい話題はなるべく問いかけるかたちで始める
- ひとつの文節をなるべく単純に、短かくする
- 子音をしっかり発音する
うまくやれたのかは正直よく分からない。今回は話し方をチェックするために録画してみたんだけど、前回の録画はないので比較できないのが残念。見えている範囲では楽しんでもらえたように思えるのと、フィードバックとして、普通に理解できたよ、前より発音良くなった、といった声をもらえたのは素直に喜びたい。次の機会があったら、今度は Q&A もう少しなんとかしたい。