Hibariya

3月上旬のようす (ゆるデ部/GraphQL/How We Learn)

ゆるデ部 meetup 64回

前回で初参加して、今回が二回目。

前回 音の鳴るシェル を作るために Pure Data で SE を作ってるんですがこういうのに使えるゲームの効果音みたいな素材ないんですかね、というようなことを言ったら ザ・マッチメイカァズ のようなまさに探していた感じの素材のありかを教えてもらう。「ダンジョンの壁に当たったとき」みたいな簡単な音を作るのさえけっこう手間だったので、ここで聞けてよかった。

効果音が揃ったのでそれなりに楽しくなったものの、もう少し面白くできないかなあと思ってしばらくほったらかしにしてた状態で2回目に参加。ドラムとか使ったシンプルな BGM があって、シェルを操作したときの音をそれにうまく合わせられると気持ちいいんじゃないかと言われてなるほどと思う。音ゲー的な感じだろうか。似たコンセプトのゲームに Rez というのがあるらしい。PS4買ったらやってみようかなあ。

GraphQL

年始から少し気になっていた GraphQL がおもしろくて API の実装を試してみたりしている。何が必要かをクライアント側がクエリではっきり簡潔に記述できるのいいなあ。スキーマから最低限の API ドキュメントが生成できるのも助かる。あと GraphiQL べんり。いいとこたくさん。でもサーバ側の実装はそんなに簡単じゃないかも。

作った API の使い心地を確認するために、いくつかクライアント側の実装も試してみた。Relay とか Apollo は色々やってくれて便利な反面、既にあるものを置き換えるにはそれなりに大きな変更が必要そうに見えた。その点 Lokka は単純な GraphQL のクライアントなので当たり前だけど自由度が高く、ちょっとした用途には使いやすかった。

参考にしたサンプルアプリは webpack でビルドできるものが多くて、試しに自分でも使いはじめてみたところけっこう楽ができてる気がする。

脳が認める勉強法 (How We Learn) を読んだ

記憶力や創造性についての事実が発見されていくまでのストーリー。その過程で行なわれた数々の実験についても詳しめに書かれていて面白かった。記憶の謎を解明するために何の意味もないたくさんの文字列を家族全員で学習する話とか、レム睡眠が発見されたときのエピソードとか。

学習の環境に変化をつけると何が変わるのか。学習前にテストを行なうことにはどれほどの意味があるか。アイデアの「孵化」はどのようにして起こるか。そんな感じのことが書いてある。巻末には TL;DR 的な Q&A が載っていて、実践的な内容としてはその数ページを読めば十分かも。

ここで読んだ孵化の話は アイデアのつくり方 にもあった気がする。