Hika Hibariya

最近読んでよかった本

世界一わかりやすい英語の発音の授業

発音の練習に使っていた「英語耳」の情報を補完するために使ったもの。発音の方法やコツはもちろん、弱系とか、スペルと発音の関係のような便利情報があります。これを知っていれば、はじめてエンカウントする単語の発音もだいたいあたりがつけられて、例えば ceil と cell では e の発音が違うだろうということが、スペルを見ただけで予測できて嬉しい。

嫌われる勇気

ひとつだけ選ぶとすれば「課題の分離」という考え方はすきだなーと思いました。他者の課題に「介入」しないことで、そのぶん、自分から見た世界をシンプルに保てる。これはアドラー心理学というものの本とのこと。デール・カーネギーの著作には「アドラーの思想が色濃く反映されてい」るそうで、ここで改めて「人を動かす」を読み返したりすると少し違う感じに見えておもしろそうです。

なぜ、決算書が読めるヤツは出世するのか

財務諸表を読めるようになる必要を感じていたので手頃なお値段なものを購入。おおざっぱには読めるようになりました。出世の役に立ちそうかというと怪しいけど、例えば株式投資とか就職先を決めるときには有用そう。最近は貸借対照表の代わりに財政状態計算書が使われているそうです。

あなたの話はなぜ「通じない」のか

聞き手は話し手のメッセージを受け取るとき、話し手の言葉だけでなく「メディア力」も考慮する。自分の聞いてもらいたいことを聞いてもらうには、相応のメディア力が必要、という話。別の人が言うと注目されるけど「私」が言っても流されるとか、ちゃんと説明しているつもりなのに全然伝わってなかったとか。それは現在の「私」のメディア力というか、メディアとしての性質が、「私」の思っているものと違うからなのかもしれない。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか

非・仕事のコミュニケーションは「気まずさ」を相手に戦う協力プレイのゲームだよ、とのこと。ゲームなら何度かやってるうちに少しは上手になるかもしれない。

ひとこと

タイトルに「なぜ」が入ってる本を3冊も読んでしまったのでしばらくは違う感じのものを読もうと思いました。

TOEIC 第211回 の受験記録

今回がはじめて。一生受けないだろうと思っていたけど考え直して 6/26 に受けてきた。 2.5時間も拘束されるのとマークシートがけっこう辛くて、受けるたびにそれなりの覚悟が必要な印象。 事前に 公式の練習テスト をやっておいたので試験の内容自体は落ち着いてこなせた。 試験はモノサシとして便利だし、ある程度のスコアを取れば単位認定もされて便利なのでこれからもたまに受けようかな。

(追記) そのあと結果が来て、リスニング410のリーディング395で合計805点だった。単位認定に必要なのは750点だったので嬉しい。

KinesisをDvorak配列にした

今年の始めごろに、坂村健さんの 痛快!コンピュータ学 を読んでいて、Dvorak 配列に移行したくなった。 効率とか健康とかもあるんだけど、一番のモチベーションは「慣れ親しんだものから離れてみたい」というぼんやりしたもの。 休日に少しずつ始めてから半年ほど経ち、今では日常生活に困らないくらいには慣れてきている。

移行していちばん実感しているのは、落ち着いて文字を打てているという感覚。 以前よりも手首や掌全体の動きがやや少なくなった気がする。 もしかすると、自分の場合はタイピングにもともと我流な部分があったのでこの機会に矯正されたという面もあるかもしれない。

Dvorak配列へ移行するためにやった練習方法は単純で、Dvorak keyboard training を英語モードにしてひたすら単語を入力するというもの。 5分で100単語くらい入力できるようになるまで機械的に続けた。 そうして単語を打てるようになってもショートカットキーの組み合せは指がおぼえてしまっているので始めのうちはシェルの操作も思うようにできない。 vim 使いはvimtutorを一回やると少しは楽になれるかもしれない。 やった練習としてはこれくらいで、あとはぎぎぎ歯をくいしばって使い続けた。

配列を変えたのはメインのキーボードとして使っている Kinesis (Advantage USB Contoured Keyboard) だけで、ラップトップは QWERTY のままにして使っている。 単に設定が面倒だからというのが本音だけど、もしかしたら良い面もあるかもしれない。 というのは、席を離れたときには QWERTY を使う必要があるので、そのおかげか両方の配列を行き来できる状態を維持できているのだった。

pty-shell でシェルを操作する

以前、PTY を使ってシェルの入出力を好きなようにする 方法を調べて、それを Rust でやるために pty という crate を作っ た。この pty を使ってこれまでに hokaido のようなターミナル共有ツールとか シェルへの入力をどこかへ通知するツール を作った。

これらには「ターミナルを立ち上げてその入出力をフックする」という共通の処理がある。けれど pty が用意している pty::fork() は、新しい疑似端末 (PTY) を割り付けた子プロセスを生成するだけだ。実際には他にも必要な処理がある。

  • 子プロセスの制御端末に適切な画面サイズを設定する。
  • 標準入力を子プロセスへ即座に伝えるため、親プロセスの制御端末を raw モードにする。
  • 親プロセスへの入力を子プロセスの標準入力に送り、子プロセスの出力を親プロセスの標準出力に送る。
  • 子プロセスでシェルを起動する。

意味もなく同じコードを何度も書くのはつらい。とはいえこれら一連の処理は、pty crate として用意するには少し具体的すぎる気がする。そういうわけで、シェルに特化した拡張という意味で pty-shell という crate をもうひとつ用意した。

hibariya/pty-shell

pty-shell は「ターミナルを立ち上げてその入出力をフックする」ための簡単な方法を提供する。 具体的には子プロセスとしてシェルを起動し、親プロセスの入出力を子プロセスのシェルにプロキシする。

反応しない練習 を読んだ

それほど長くないのと文章も読みやすかったので、空いた時間でぱらぱらめくっているうちに読み終わってしまった。 何かを見聞きするたびに動揺していては、なかなか目の前のことに集中できなくて困ってしまう。 ムダな反応をしないとはどういうことか、上手にそれをするためにはどうすればいいのか、この本は原始仏教の教えを噛み砕いて説明している。 自分は仏教そのものをよく知らないのでそういう意味でも興味深かった。